蓄熱式床暖房とは?

蓄熱式床暖房とは「蓄えた熱を放出させ、建物全体を暖める床暖房」で、蓄熱暖房の中の一種です。

蓄熱暖房とは、石やレンガなどに熱を蓄え、その石やレンガなどから放出される「輻射熱(ふくしゃねつ)」を主に利用した暖房で、ヨーロッパに多い「暖炉」や朝鮮半島の「オンドル」として昔から普及していました。 暖炉の場合は暖炉を形成している石やレンガから、オンドルの場合は「クドゥルジャン」という板石から輻射熱が放出され室内を暖めています。 マーレの『ヒートコア+』も、床下のコンクリートなどに蓄えた熱を徐々に輻射熱として放出し室内全体を暖める暖房で、「暖炉」や「オンドル」と同じ輻射熱を利用した蓄熱暖房です。

一般的な蓄熱式床暖房と他の暖房器具と比較し優れた点として、

・風を起こさない暖房なので乾燥を防ぎ、ホコリが立たない。

・全館暖房が可能である。 ・屋内に機器類は設置しないのでスペースをとらず、やけどや機器の転倒の恐れもないため安   全。 ・室内は運転音もなく静かで、自然な暖かさで快適に過ごせる。

などと多数挙げられます。

欠点としては、

・立ち上がりが遅いこと。

・イニシャルコスト、ランニングコストが他の暖房機に比べ高い。 ・温度調節が難しく、寒かったり、暑すぎる場合がある。

などです。

マーレの『ヒートコア+』の場合、経験があるからこそできるシンプルなシステムと運転方法で上記に挙げた欠点を補い、どなたでも経済的に快適にご使用できるシステムとなっております。

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